歩く四国八十八カ所
           i-愛ロマンチカ
    
修業の道場-高知県(土佐)
第9回 4日目 2016.3.24(木)
     参考資料:「四国遍路ひとり歩き同行二人(地図編)(解説編)」 へんろみち保存協会編     
                   
23番薬王寺(75.4km) →24番最御崎寺4
    
今日は、朝から強風。
ただ、室戸岬まで追い風だったのでおもいがけなく目的地に早く到着。
その時間的余裕で、「乱礁遊歩道」を散歩し、「室戸青年大師堂」を観ることができた。
ロッジおざき出発  8:10。
今日は、24番最御崎寺までは15.5km短い距離で、悠々の出発。
曇天で強風の55号線土佐東街道。ただ、強風は、基本的には追い風で特に気ならない。
室戸市佐喜浜地内の55号線を進み
尾崎橋を渡り、その先右手前方に民宿徳増。その民宿前道路に休憩所
黄色建物のドライブイン夫婦岩前を通って左に大きくカーブし、先端に巨岩が林立
左端の2つの岩をしめ縄でしっかり結ぶ、
夫婦岩
室戸岬町に入り、ゆるい坂道を道なりに下り、「不動岩バス停の先の分かれ道は、55号線と別れ右手を進む。
舗装中のようなを進み「軽食・喫茶椎名」前を通り、突当りで55号線に出て右折し、
55号線歩道を進んでその先で
細い道に入る。
赤いポストのある通りを進み、椎名小学校前を通り、「いっ口どころ もがりあい看板。意味不明だが、居酒屋とのこと。
突当りで55号線と合流して、太平洋の白波が押し寄せる海岸沿いの道を進み、椎名バス停前をって大きく左にカーブする。
自然保護第一、歩道を遮る大きな岩
左、右にカーブし
室戸阿南海岸国定公園日沖海岸の通りを進み、「三津丸山バス停辺りから久し振りに人家。
丸山長寿園前を通り集落を出て右にカーブし。信号丁字路を直進し、
その先の
分かれ道は、道標はないが55号線と別れ右手の道に入る。
ひっそりとしたを進み、三津簡易郵便局の赤いポスト前を通り、歩道橋を潜る。
ありました!55号線と別れてから全く道標がなかったので、もしやと不安であったがこれで安心。1枚あれば、それで十分
その先で55号線に出て右折して進み、
三高小学校前を通る。
室戸海洋深水層(株)前を通り、右側の野原にポツンと杉尾神社
その先に、「
ロッジ室戸岬看板
右手奥に、ロッジ室戸岬
55号線を進み「
高岡漁港標識の下を通り、
その先の高岡地区に入ると海に面した家の前に
扉付コンクリート障壁を設置している建物が目立つが、台風対策?
「高岡第一」バス停前を通り極くゆるい坂道を上り、右側に白い室戸青年大師像、
左側に
ホテル明星の白色ビル
ホテルの敷地を過ぎたところに、[
室戸阿南海岸国定公園 乱礁遊歩道入口 高知県看板
時は、10:59。
    
付録: 室戸岬 乱礁遊歩道 
  1.2km 所要時間 約45分
         
乱礁遊歩道から戻り、再出発12:28
55号線を進みすぐの右側に、「室戸青年大師堂入口
    
付録:室戸青年大師堂
拝観時間 約25分。
     
さらにその先右側広場に、「弘法大師修業の地 御厨人窟石柱御厨人窟
御厨人窟:弘法大師が、虚空蔵求聞持法の苦行をしたと伝えられる洞窟。
坂道を上り続け、右手に「室戸岬灯台 徒歩20分」看板と「四国廿四番霊場東寺最御崎寺石柱
本堂まで695mの距離。坂道を上り、
広場に出る。正面に岩屋、へんろ道は右角を右折。
正面に、弘法大師が一夜で建立したと伝えられる岩窟
へんろ道は、広場の
右手奥の、ブロック塀沿いに進む。
階段を上り、続いて山道を歩き、突当りに「捻岩
捻岩:修業中の弘法大師を案じて室戸を訪ねて来た母が、山に登りかけるとにわかに暴風雨となったので、
弘法大師がこの岩を捻ってその中に母を避難させたという。
折り返して階段を延々と上り、左側に休憩所。国定公園の海岸の景色。
あと200m標識、さらに階段を上り、「室戸スカイライン案内板。ここから右折するとスカイラインへ。
階段を上り切ったところを右にカーブすると、24番最御崎寺
最御崎寺到着 13:34。
ロッジおざきから 15.5km 所要時間約5時間30分(乱礁遊歩道と室戸青年大師堂を除くと、約4時間30分)
薬王寺から、75.4km 合計所要時間約21時間。
       
第24番札所室戸山最御崎寺(ほつみさきじ) (高知県室戸市室戸岬町)
開基:弘法大師 本尊:虚空蔵菩薩
修業の道場土佐の最初の霊場
室戸岬先端の太平洋を見はるかす絶景の地にあり、26番札所金剛頂寺と東西対峙しているため「東寺」と呼ばれている。
最御崎寺は、807年(大同2)唐から帰った弘法大師が嵯峨天皇の勅願によって創建したもので、
虚空蔵菩薩を刻んで本尊とした。
「最御崎」の名称は、海の彼方に向けて聖なる火を焚く行場「火(ほ)つ岬」に建てられたことから来ている。
当時は、女人禁制の寺で女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれるが、明治5年に解禁されている
表と裏に仁王像が2対立つ仁王門、大正13年再建本堂、1648年(慶安元)建立鐘楼
叩くと鐘のような音が出て冥土まで響くという、弘法大師七不思議の1つ「鐘石」。
天橋立の仇討や猩々退治伝説の、「
岩見重太郎・薄田隼人」(同一人物とされている)。境内にある相撲の土俵
24最御崎寺3 25津照寺・
 26金剛頂寺
八十八カ所
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