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凾館山は、4000年前頃は離れ小島であったが、 その後凾館湾と津軽海峡から砂が運ばれて堆積し、対岸の陸地と陸続きになったという。 |
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凾館駅舎を出て右折して南西の方へ進むと、雨で輝いている道路の遠くの空の表情は 昔住んでいた雪国で経験した特有の表情のように思えた。 そしてそこには凾館山の姿があった。 右折した道を真直ぐ進み、二十間坂を上り、左折してロープウエイの下(写真中)を潜り、 「凾館山」道標のある最初の丁字路を右折して坂道を進む。 |
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正面の凾館山を見ながら坂道を上り、道なりに左折して初冬の草木の中を進み、 右手に凾館山ふれあいセンター入口がある。 |
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中に進むと、右側に登山口道標が立ち、 さらに奧の「凾館山管理事務所ふれあいセンター」看板の左脇を通り進む。 時は、14:06. |
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突当り山道の入口左側に「左 宮の森コース、右 旧登山道コース五合目まで約1360m」道標が立っている。 右の旧登山道を進み、枯葉の階段を上る。 |
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道は舗装道路に遮られ、横断して林の道に入り、時には階段を上って進み、 左側コーナーの野仏像の脇に「一合目」標識が立っている。 何となく本当に登山をしているような気分になる。 |
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また舗装道路に遮断され、 横断して「旧山道コース入口」緑道標のある階段を上り、進む。 |
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また舗装道路で遮断され、横断して歌碑(写真左)の右手から登る。 道を埋めた枯葉を踏みしめ、 左側に並ぶ「旧登山道で見られる代表植物」と「凾館山で見られる動物たち」紹介写真パネルを見て進む。 そして「二合目」標識を見て、さらに進む。 |
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小雨が降ったり、小雪が舞ったりする中を、体感温度は0℃と確信し、 寒い山道を進み、緑の中に「三合目」標識を確認する。 |
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その先には、これまでの風景に似合わない岩石(写真左)が突然現われる。 これは御殿山(凾館山)溶岩と呼ばれ、100万年前のマグマが噴出して冷え固まったものという。 先に進み、左側コーナーに「野鳥観察小屋」看板が立ち、野鳥たちの紹介写真パネルが並ぶ。 観察小屋はパネルの左方に建っている。 さらに進むと右側に、野仏像があるが前後から推定するとここには「四合目」標識があったと思う。 |
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その先で道は丁字路(写真中)となり、右手は「薬師山」道標が立ち薬師山コース遊歩道(写真右)となる。 左手の旧登山道(写真左)を進む。 |
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比較的緑の多い景色に変わり、左側に「旧登山道で見られる代表植物」紹介写真パネルが並んでいる。 ちなみに紹介されている植物は、48種類にもおよぶ。 その先に「五合目」標識。 |
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すぐ先に道標(写真左)があり、旧登山道は2つのコースに分れる。 左手は「牛の背見晴所」経由で、右手は「つつじ山駐車場」経由。 ここでは、右手に進み、しばらくして「六合目」標識に来る。 前方凾館山頂上を見上げると、いつのまにか青空になり、流れる白い雲をバックに鉄塔が林立している。 本当に天候がめまぐるしく変わり、多分凾館山特有の気象なのであろう。 それにしても寒さが身にしみる。 |
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さらに進み「七合目」標識からは、突然芝生のような道となりビックリする。 あたかもゴルフ練習(?)のように錯覚するほどで、狭いコースでボール紛失で悩みそう。 かって違った山道を歩き、「展望台」道標のある階段を上り、 舗装道路に出て右折して横断歩道を渡る。 |
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階段を次々と上り、途中小さな広場の「展望台」道標(写真右中)に従い、さらに階段(写真右)を上る。 |
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急に前方が開けたようになり青空のある広場が現われ、展望台である。 ロープウエイ終点の山頂駅のあるところで、今日は運転休止で動いていない。 ここで誰にも出会わない旧登山道コースの登山は、終了となる。 時は、14;57。 約50分、落葉と寒さの中を上ってきたが、私なりに楽しい時間であった。 ただ例えば新緑の季節などに訪れれば いろいろな植物や野鳥を、手に取るように観察し楽しめる旧登山道コースのように思え、 もっともっと凾館一の山に感動できるのではないだろうか。 こここからちょっと上には、先ほど見た鉄塔が林立しているもう一つの展望台(写真右)がある。 ここは強い風が吹きさらしていてとても寒く、防寒着のない私は数分立っているのがやっとであった。 そういう時にマイカーの観光客が数人訪れて来たが、さすがにトンボ帰りをしていったのであった。 |
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凾館山展望台から市街地を見る。 凾館山からの夜景は100万ドルだという。 しかし、昼でもその価値はあると思う。 ただ、ドルも価値は当時と比べると相当下がっているので、さて現在価値は如何でしょうか? ちなみの、15年前夏この凾館山から見たのは夜景でした。 |
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