歩く四国八十八カ所
               i-愛ロマンチカ
発心の道場-徳島県(阿波)
第9回1日目 2016.3.21(月)
     参考資料:「四国遍路ひとり歩き同行二人(地図編)(解説編)」 へんろみち保存協会編     
       
19番立江寺(13.1km ) →20番鶴林寺入口
      
立江寺から鶴林寺へは、既に2014年2月14日に歩いた。
ただ、このときは立江寺から鶴林寺の登り口の生名バス停までの約10km区間は、
同宿の遍路客と一緒に宿の車で送ってもらっていたので、実際には歩いていなかった。
今回は、その区間を歩いて補足した。
道程は、殆ど平坦で歩きやすかったが特に見るべき史蹟などもなく、淡々としたものであった。
道中、八王子からの若い母娘、まだ9時だというのにもうへばっている60才前後の男性、など6人の歩き遍路に出会う。
これまでと比較すると、超がつくほど多い歩き遍路の人たち。
この日もまた、妻の菅笠が紐を切って飛ばされるほどの強風で苦労した。
思うに、2014年2月13日に歩いたその日から以降、強風、大雪、大雨、寒波とおまけに地震まで体験させられ
天候に恵まれない日が多い。
         
19番立江寺(15.1km) →20番鶴林寺入口
立江寺出発:8:09.
山門を出てすぐ右折して突当りをまた右折する。
道なりに進んで井上商店看板手前から
左折し、なんとなく門前町の名残があるような通りを進む。
立江川にかかる白鷺橋を渡り、突当りを左折し、小松市立江町の県道28号線を進む。
立江中学校前バス停前を通り、左にゆるくカーブし、川沿いに進む。
28号線を道なりに進んで小松市櫛渕町に入り、櫛渕小学校前を通り角を右にカーブし、その先の境内に無残な切り口の大木
石清水八幡宮の別宮として平安中期に勧請した八幡神社
境内には、県指定天然記念物で大正時代に植えられた葉の先が3つに分かれている珍奇な
フウ(楓)と樹齢700年の大楠
28号線を進み、「法泉寺前」バス停の待合所に「ちょっといっぷく(ご自由にどうぞ)寿康康寿庵 →看板
待合所裏に、立派な
寿康康寿庵遍路休憩所。備えられているお茶セットで、お茶をセルフでいただきました。
ここで、疲労困憊の60才前後の男性と出会う。曰く今日はここから約6.5km先の金子屋で宿泊する、とのこと。お大事に
左に大きくカーブしてその先で左からのもう1つの県道28号線と合流して進み、その先で右にカーブし、
全く車の通らない
県道を進む。
徳島バスの終点、萱原バス停。エッ!周囲に人家がない。ここで降ろされても?
道は
下り坂となり、突当り信号丁字路を右折する。
県道22号線のゆるい坂道を下り、勝浦郡勝浦町に入り、ゆるい坂道を下りその先の坂を上る
この辺で、軽トラックが近づいてきて運転している中年の男性からお接待500円をいただきました。ありがとうございました
立派な擁壁で囲まれた22号線を下り、分かれ道は左手をカーブして進み、
その先右にカーブする右側にまだ新しい「
平家之墓」。
あの源平合戦の「平家」かも知れない。
そういえば、愛媛県の45番岩屋寺からの県道12号線沿いにも新しい複数の「平家乃墓」があったが、
平家再興をはかっている !?
22号線を進み突当りのローソン角の信号丁字路を左折する。
ここで、遍路姿が素敵な東京八王子からの若い美人母娘に追い抜かれる。残念!
勝浦川沿いの
県道16号線を進み、生比奈集落に入る。
通りの右側のビルのエントランスに、何やら?
ウワー、正義の味方
アンパンマン、カワユイードキンちゃんかな~。
右側にも
沢山の人形、おじいちゃんもおばあちゃんもいる。楽しいな~。
生比奈小学校前を通り、古い「指差し道標を過ぎ、その先の県道16号線が右にカーブするところで直進して細い道に入る。
この細い道ももう1つの県道16号線で、道なりに右にカーブして生名の集落に入り、
右側に、793年(延暦12)弘法大師が当地に到り、一草庵であった東林庵に滞在して薬師如来を祀られたという、
薬師堂
その先の生名バス停のある
分かれ道は、左手の道が鶴林寺への登り口。
生名バス停のある分かれ道に、「鶴林寺石柱と「鶴林寺まで歩きへんろ道3.1km」標識。
このバス停までが、2014年2月14日に車で来た区間。
時は、10:36。
立江寺から、10.0km、所要時間 約2時間30分。
    
17井戸寺~
19立江寺
20鶴林寺~
 22平等寺
八十八カ所
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