|
|
|
弥谷寺出発、14:30。
最初の参道階段まで戻り、直進する。
この遍路道は、当時のままで保存されている道とのこと。確かにそんな感じのする細い山道、坂道を上り、左にカーブする。 |
|
|
|
まだ雨の余韻がする山道を下り、竹林の道が続く。多分当時は、こんなに竹林がなかったと思うよ。 |
|
|
|
竹林の道を抜けて林道に入り、泥田の坂道。足が埋まってしまう。
この辺りで、三富市から善通寺市に入る。 |
|
|
|
泥田の谷道の両端を跨いでよちよち歩き、ようやく明るい道に出て、右にカーブして池沿いに進む。 |
|
|
|
突当りで車道に出て、右折する。
当時の遍路道区間の所要時間、21分。
左にカーブし坂道を下り、左折するところで高松自動車道トンネルを潜る。 |
|
|
|
トンネルを出て左折し高松自動車道沿いに進み、車道を横断して上池沿いに進み、分かれ道は右手を進み、
その先で車道に出て右折する。 |
|
|
|
坂道を上り分かれ道は左手を進み、道なりに右にカーブし、左側の石柱(合成写真)の立つ細い道に入る。 |
|
|
|
細い道を進み、突当りで車道に出て左折し、右にカーブして進む。 |
|
|
|
突当りで国道11号線に出て、11号線を進み、その先の左にカーブする左側の「車現金買取」幟の立つところから左折する。 |
|
|
|
車道を進み、右にカーブして11号線の信号交差点を直進して県道48号線に入る。
48号線右側に、「周辺札所案内図」のある休憩所。 |
|
|
|
48号線を進み、三井之江東信号手前で右折し、細い道に入る |
|
|
|
突当りの車道を右折し、道なりに進んで突当り丁字路を左折し、道なりに進み突当りを左折する。 |
|
|
|
池沿いに進み、分かれ道は右手に入り池と池の間の道を進み、まっすぐ進む。 |
|
|
|
突当り丁字路に、「←七十二番曼荼羅寺 ・ 七十三番出釈迦寺→」案内板(合成写真)。 |
|
合理的は参拝順序は、右折して七十三番出釈迦寺を参拝し、次に七十二番曼荼羅寺。 |
ここでは、順番通りに七十二、七十三番と参拝する。 |
|
左折してすぐ右折し、「製造直売純生さぬきうどん」店(合成写真)前を通り、変則交差点を左折しすぐ先左側に曼荼羅寺。 |
時は、15:31。 |
弥谷寺から、3.5km。 所要時間 約1時間。 |
なおこのさぬきうどん店には、「歩きお遍路さんのみさぬきうどんお接待致します うどんの里丸正」看板がかかげられている |
是非、お接待にあずかりかたかったが、今日最後の善通寺の納経の時間に間に合わなくなるため、諦めました。 |
|
第72番札所我拝師山曼荼羅寺(まんだらじ) (香川県善通寺市吉原町) |
開基:弘法大師 本尊:大日如来 |
山号になっている、標高481m我拝師山の麓にある。 |
創建は、推古4年(596)弘法大師の祖先である佐伯家の氏寺として建立され、当初は「世坂寺」と称していた。 |
大同2年(807)、弘法大師は大師の母の菩提を弔うため伽藍を整備し、寺号を「曼荼羅寺」に改めた。 |
その時弘法大師が記念に植えたという「不老の松}は、生長して地面に丸く伏せたようになり、「笠松」と呼ばれていた。 |
しかし、近年枯れてしまったので古株に像高約1mの大師像を刻み、「笠松大師」として祀られている。 |
観音堂には、県指定文化財平安時代の聖観世音菩薩が祀られている。 |
|
|
仁王門(山門) |
本堂 |
|
|
|
|
笠松大師 |
不老の松跡 |
観音堂 |
|
72番曼荼羅寺(0.6km)→ 73番出釈迦寺 |
|
|
|
曼荼羅寺出発、15:57。
案内板の立っている丁字路まで、来るときと同じ経路で戻る。
山門を出て右折し、突当り変則交差点を右折し、「さぬきうどん」店前を通って左折し、
案内板の立つ丁字路を直進してゆるい坂道を上り、右側に「へんろ道休憩所」。 |
|
|
|
突当り坂道を右折し、その先の分かれ道は右側の階段を上って参道を進む。 |
|
|
|
突当り階段を上って進み、出釈迦寺。 |
出釈迦寺到着 16:07。 |
曼荼羅寺から、0.6km。 所要時間、約10分。 |
|
第73番札所我拝師山出釈迦寺 (しゅつしゃかじ) (香川県善通寺市吉原町) |
開基:弘法大師 本尊:釈迦如来 |
弘法大師が7才のとき、我拝師山の絶壁に立ち、 |
「私は仏門に入って仏の教えを広め、衆生を救いたい。この願いかなわぬなら一命を捨ててもよい。
お釈迦さまのご意志を示されたい。」 |
といって、谷底へ飛び降りた。 |
すると、突然、釈迦如来が現れ、天女が弘法大師を雲上に抱きとめた。 |
感激した大師は、のちに釈迦如来を刻んで本尊とし、我拝師山上に寺を建て、我拝師山出釈迦寺とした。 |
江戸時代に、寺は現在の地に下りて来て、山上には奥之院として捨身ヶ嶽禅定がある。 |
求聞持大師:当地で、弘法大師が虚空蔵菩薩の真言を100万回唱える「求聞持法」を修業したときの姿。 |
|
|
|
20山門 |
本堂 |
求聞持大師 |
|
73番出釈迦寺(2.8km)→ 74番甲山寺 |
|
|
|
出釈迦寺出発、16:24。
山門を出て参道階段を下り、来たときの道を戻り、丁字路先で右折して「さぬきうどん」店前を進み、
変則交差点を左折して曼荼羅寺前を通る。 |
|
|
|
道なりに進み、アカメガシ生垣の道を通り、その先の交差点を直進して右折する。 |
|
|
|
家並を出て左折し、約100m先民家前の丁字路を右折し、一直線の畑道を進む。 |
|
|
|
突当りの民家前で左折しすぐ右折し建屋の間の路地に入り、道なりに進み、突当りで車道を横断して反対側の道に入る。 |
|
|
|
道なりに進み、突当り丁字路を左折し、直線の道の突当りで県道48号線に出て右折する。 |
|
|
|
県道48号線手前右側の整地されたところに、「月照・信海 両上人誕生之地」碑。
「月照・信海」案内板:月照は西郷隆盛などと親交を得、活躍をするが、安政の大獄による幕吏追及のため薩摩に逃れた。
その後、西郷と共に錦江湾に入水死去した。ただ、西郷は蘇生し、その後維新の功労者になった。
信海は月照の弟で、月照とともに活躍したことから捕縛され、江戸で獄中死を遂げた。
48号線を進み、善通寺吉原郵便局の先の丁字路で、左側の太った人は通り難いほどの細い道に入る。 |
|
|
|
コンクリート道を進み、用水路の橋を渡り、畑道を進み、車道を横断して建屋脇を通る。 |
|
|
|
その先で車道を横断して民家の脇の道に入り、山裾を目指して進み、住宅の狭い道を通る。 |
|
|
|
その先の交差点を直進して道なりに進み、擁壁に沿って左にカーブし、突当りを右折する。 |
|
道なりに進み、右側に甲山寺の門(裏門。山門ではない)。 |
甲山寺到着は、17.02。 |
出釈迦寺から、2.8km。 所要時間、約40分。 |
|
第74番札所医王山甲山寺(こうやまじ) (香川県善通寺市弘田町) |
開基:弘法大師 本尊:薬師如来 |
平安時代初期、弘法大師が曼荼羅寺と善通寺の間に寺を建立しようと霊地を探していると、 |
岩窟から白髪の翁が現れ、ここに建てよと大師に告げた。 |
大師は喜んで、毘沙門天を刻んで岩窟に安置したのが寺の始まり。 |
その後、弘仁12年(821)地域の大切な水源だった満濃池の修復を任された弘法大師が、
朝廷から賜った報奨金でここに堂宇を建立し薬師如来を刻み本尊として安置した。 |
香川県は、昔から温暖少雨で水不足に悩まされ、農産物の水源として県内に大小1万4600の「溜池」が造られ、 |
満濃池はその中でも最大のもので、日本一の規模となっている。 |
|
|
|
山門 |
本堂 |
毘沙門天の岩窟 |
|
74番甲山寺(1.6km)→ 75番善通寺 |
|
|
|
甲山寺出発 17:21。
山門を出て、左手隅にある階段を上り、道路横断して弘田川にかかる橋を渡り、右折して弘田川沿いに進む。 |
|
|
|
その先で中谷川にかかる弘田中谷橋を渡り、左折して中谷川沿いに進み、丁字路を右折する。 |
|
|
|
道なりに進み、突当り車道を左折し、善通寺養護学校脇道を進む。 |
|
|
|
善通寺学校正門前を通りその先で右にカーブし、一直線の道を進む。
左側に、「犬塚」案内板、続いて「おへんろさん休憩所」。
「犬塚」案内板:この犬塚は、角礫凝灰石製笠塔婆で高さ約2.5m、四方仏の梵字は大日如来を表す”パン”であり風化が著しい
作者は不明で鎌倉時代の作と推定される。
空海が唐から持ち帰った薬草(麦の種子)にまつわる義犬伝説があり、
昭和六十二年七月二十一日市の市の史跡として指定され、古くからの信仰を今に伝える。
ただ、残念なことに、「犬塚」の現物を見つけることが出来なかった。 |
|
|
|
その先左側医療センター前調剤薬局前に、「お遍路さん お疲れ様です あたたかくなってきましたね
店内にはお水はもちろん、温かいお茶、冷たいウーロン茶などご自由にお飲みいただけます。是非お気軽にお入りください♪
また花粉症のお薬もご用意しております。 どうそこの先もお気をつけて」黒板看板(合成写真)。
お接待です。「♪」マークに魅かれて、温かいお茶をいただきました。ありがとうございました。
その先で、県道48号線信号交差点を直進して反対側の道に入り、街の中を進む。 |
|
|
|
道なりに進み、砂古荒魂神社横、四国農園前を通り、その先横断歩道の左に善通寺東院、右に善通寺西院。 |
善通寺到着、17:40。 |
甲山寺から、1.6km。 所要時間、約20分。 |
|
第75番札所五岳山善通寺(ぜんつうじ) (香川県善通寺市善通寺町) |
開基:弘法大師 本尊:薬師如来 |
善通寺は、京都の東寺、和歌山県高野山の金剛峰寺とともに空海三大霊場の1つ。 |
境内は、総面積約4万5千㎡あり、「伽藍」と称される東院、「誕生院」と称される西院の二つに分かれ、5うの門がある。 |
ここには、弘法大師の生誕の地で、佐伯氏の屋敷があった。 |
大同元年(806)、弘法大師が唐から帰国し先祖の菩提供養のために建立した寺で、 |
寺号は、、父の佐伯「善通」の名前から、山号は周囲に香色山、筆ノ山など5つの山があることから五岳山とした。 |
|
境内紹介は、善通寺到着時間が遅かっため、次回再度訪れて改めて紹介したい。 |
|
|
東院の南大門(正門) |
西院の仁王門 |
|
|
JR善通寺駅へ |
善通寺出発17:45。JR土讃線善通寺駅着18:00. |
|
|
|
|
善通寺駅 |
|
|
善通寺から横浜へ |
善通寺駅発 18.01→ JR観音寺駅着 19:04。 |
ドリーム高松2号 観音寺駅発 19:4 → JR東京駅 翌7:41. |