歩く四国八十八カ所
             i-愛ロマンチカ
   
菩提の道場-愛媛県(伊予)
第7回1日目 2015.4.5(日)
                           
59番国分寺(27.0km)→ 60番横峰寺
 参考資料:「四国遍路ひとり歩き同行二人(地図編)(解説編)」 へんろみち保存協会編      
     
雨がふらない週の予報を信じてスケジュールを組んだが、またまた雨、それも絶対に降っては困る初日の横峰寺。
横峰寺は、八十八カ所の中で最大の難所と言われ、よく12番焼山寺と比較されるようである。
私が焼山寺を登ったときは、積雪がありところによってはアイスバーンという悪条件でかつ道も定かでないところも多々あった
一方、単純比較はできないが、
横峰寺の山道は、よく整備されていてかつ随所に落下防止柵などがあり安全面でも配慮されているので、
そういう点では心配はない思う。
ただ、階段の数が非常に多いということは、もとともとは道の悪い急板が多かったということが容易に想像できる。
それに橋の数が多いこと。上り口から寺院まで数えたら9ヵ所もあった。
雨が降ると危険、という情報があったので、事前に地元松山市のTさんとOさんにeメールで尋ねたら、
やはりこういう沢にかかる橋のところで川が氾濫し、遍路道の一部が川になってしまう危険があるようである。
雨なら、前日に横峰寺に電話で様子を尋ねた方がよいとのアドバイに従い電話をしたら、
担当者曰く、「小雨なら大丈夫、大雨なら危険」との回答で、これって禅問答? 横峰寺って、禅宗ではないはずだが?
兎にも角にも、上り口から山道を順に写真撮ってきましたので、ご参考までに。
         
59番国分寺(27.0km)→ 60番横峰寺3
高速バスドリーム高松号 JR東京駅八重洲口発20:50 JR高松駅到着 7:14。
JR高松駅発 7:39 (いしずち1号) JR伊予小松駅 9:41着。
                      
JR小松駅からタクシーで、途中今日宿泊するビジネス旅館小松でリックサックをおかしてもらい、
前回の終点
県道147号線松山自動車道高架下へ。
    
9:56 国分寺から19.6km地点の高架下を出発。
難所と言われる石鎚山を登るにはスタート時間が遅すぎるので、
リックサックがない身軽の身、登り口までジョギングすることにした。
朝からずーと雨、
147号線を道なりに進み、ゆるい上り坂となる。
左上のこんな危なっかしいところに、大師像。後ろのお堂は、大師が一夜泊まったところと言い伝えがある。段々山深き道
右、左とカーブして、右にカーブする正面にありにも整い過ぎている妙谷川の
カーブして、右側に、
休憩所トイレ。トイレ入口周辺、道端にも巨大ミミズがウヨウヨで、気味悪い。
左側に「横峰寺」看板(合成写真)が立つところが、横峰寺への登り口
時は、10:54。 この地点が、出発した高架下から5.8km。
階段
を上る、また上る、そしてまたまた上る。ジョギングがきつかったので、少々ばて気味。
数日来の雨で、道には水溜り。ちょっと下ったところに1つ目の橋。そして階段
深い沢。この沢を見ると雨で水が洪水になるなど信じられないだが…。2つ目の橋。険しい岩道
歩きやすい階段。危険なところには、必ず防護柵
倒木、但しこの山道には倒木はごく少ない。それは、管理が行き届いているという証ではないだろうか。
足場の悪い岩道、延々と続く階段。左下に橋があるがそれを渡らず道なりに坂道を下る
巨岩。川沿いのガチャガチャ道3つ目の橋
メチャクチャ道も楽しい。4つ目の橋崖道
最近できたばかりのような、これはその先の橋を渡るための足場のようなもので、カウントしない。
その橋は、目の高さもある
5つ目の橋(コンクリート)。石畳の道
6つ目の橋階段
7つ目の損傷した橋(コンクリート)とその先にもう一つの橋がつながっている。
こういう水面に近い橋が、大雨のとき流れの隘路となって水が橋の上を激しく溢流するため橋を渡れなくなる、
それだけでなく遍路道にも流れ出してしまうのかも知れない。
小さなグレーティング橋は、橋と言えるかどうか?カウントしない。ロープの張られた崖道。急な階段
丸太4本の橋は、これも橋と言えるかどうか?カウントしない。ただ、当時なら一枚の板でも、立派な橋ではあった。
まだ新しい倒木と
長ーい階段石段
ピッカピッカの赤道標(湯波休憩所とは、登り口にあった休憩所)。
道標は、この赤道標と例の「四国みち」道標が両立しているが、横峰寺までの表示距離が赤道標の方が0.1km短い。
ここでは、赤道標が最近のものなので測量の精度がよいはずと決め付けて、この道標を採用することにした。
傾斜した岩道は、この日の降り続く雨で濡れていて滑りやすく要注意。延々と続く石畳
赤道標は、「横峰寺まで0.8km」、脇にある「四国みち道標は横峰寺まで「0.9km」と、0.1kmの差がある。
道は、一旦
下り坂
道を塞ぐ巨大岩石。ただ、よく見ると断面は鋸で切ったような肌、そして地面もそんなように見える。
多分、以前はこの巨岩が道を完全に遮断していたのだと思う。
そして通行出来るように機械でこの巨岩を削り取ったのではないかと思う。
大変な難工事だっとことでしょう。ただただ感謝です
石畳階段、。8つ目の橋
ここも巨岩。登ってきて初めての休憩所。結構きついところの連続だったので、中間にもう一カ所くらいはあったらと思う。
(ただし、私は足が遅いので休憩はとらない主義)
階段
左側奥のお堂に、日本人では絶対ありえないほどの顔全面豊かなヒゲもじゃの50才くらいの男性
今日、横峰寺までの間に出会ったたった一人の人。
実は、この男性とは、今日宿泊のビジネス旅館小松と明日の松屋旅館そして明後日の岡田屋で一緒だっただけでなく、
以降、道中前後して歩くことになる。
男性は関西出身のHさんといい57才、オーストラリアのパースに30年住んでいる日本人で、
子供さんたちもオーストラリア育ち。
今度、オーストラリアに帰化することになったので、
思い出に四国八十八カ所を2月28日から「通し」で一人で歩いておられるとのこと。
最初のころは、一日20kmくらいが精いっぱいだたのが、
この頃は30kmくらい歩けるようになったと、喜んでおられた。
私たちが、彼を追い越して歩いていたはずなのに、いつの間にか私たちの前に現れる、という不思議な人でした。
これが道中度々。
多分、今頃は「結願」されて、オーストラリア人としてオーストラリアにおられることでしょう。
私たちの娘が、オーストラリアのブリスベンにいると話をしたら、
オーストラリアに来たら知らせてくださいと、eメールを教えてくれました。
西岸の大都市パースは、素晴らしいところと聞いているので、是非訪ねてみたい。
また
下り坂、そして9つ目の橋
横峰寺まであと0.4km
急階段連続で、深夜バスの寝不足と今朝のジョギングの疲れがボディーブローのように利いてくる。
横峰寺まであと0.2km、というよりは200mと言った方が近く感じる。
階段、そしてその先の階段の上に横峰寺山門
時は、11:47。
松山道高架下から、7.4km。所要時間 約2時間。 登り口からは、赤道標で2・2km。(遍路地図では1.6km)、所要時間 約1時間。
国分寺から 27.0km、 延所用時間 約7時間。
      
第60番札所石鉄山横峰寺(よこみねじ) (愛媛県西条市小松町)
開基:役行者小角  本尊:大日如来
西日本最高峰の1982m石槌山の北側中腹、標高745mの山中に建つ深山幽谷の霊場。
八十八カ所の中で、最大の難所と言われている。
白雉2年(651)、役行者小角が石槌山遥拝所である星森で修業中、蔵王権現が出現。
その尊像を刻んで安置したのが始まり。
のちに、天平年間、行基が大日如来を刻み、その胎内に役行者小角が刻んだ尊像を納めて本尊とし、堂宇に祀った。
大同2年(807)に、弘法大師が諸堂を整え霊場とした。
山門 山門からの長い参道 納経所から本堂への参道石段
権現造本堂 石仏が並ぶ参道の山斜面は、シャクナゲ花
     
60番横峰寺2 61番香園寺j~
63番吉祥寺
八十八カ所
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