|
|
|
たちばなや旅館の女将の車で、前日の終点「落合トンネル出口丁字路の休憩所」まで送ってもらう。
2015.3.6 6:47 明石寺から536kmの丁字路を出発。
丁字路から、、内子町の県道42号線のゆるい坂道を左、右左にカーブして進み、右側に休憩所のある「無料お買い物バス」停
その先高台にある建物は、三方開放されていて舞台のようなもの、何だろう?
42号線は田渡川沿いに進む。 |
|
|
|
山側に、巨大な落石・崖崩れ防止鋼矢板。
人も車も全く通らない42号線をひたすら進み、田渡川にかかる田井橋を渡りゆるい坂道を下る。
休憩所のあるバス停。 |
|
|
|
「最徐行」看板、多分最近崖崩れがあったのでしょう、ただ今復旧工事中。
えっ!42号線が、幅員が半分になっている。車通れるのかな~。
四国の山道を歩いて、落石や崖崩れ注意が凄く多いと思う。地質の問題なんでしょうね。
まったく人気の感じられない道を、淡々と進む。 |
|
|
|
右側に、三島神社。その先に休憩所、分かれ道は右手を進み後谷川にかかる後谷橋を渡る。 |
|
|
|
左側高台に、厄除大師。山道の42号線を上り、分かれ道は、左手の坂道を上る。 |
|
|
|
坂道を上り、左側に真新しい「上畦々大師堂」。さらに上り続ける。 |
|
|
|
擁壁と林の中の道を進み、右下はシイタケ栽培場。
道なりに進み、上り切った突当りに駐車場。車はここで終わり。下坂場峠へは、駐車場の左奥から入る。 |
|
|
|
時は、8:08。「下坂場近道」道標から中に入り、林道、崖道。 |
|
|
|
足場の悪い道。その先で「へんろ道」道標の立つ車道(合成写真)に出る。
道標は手書きで、地図までつけて「右手20m先の山道を上る」ことを教えてくれる。道に戸惑うことありませんでした。感謝。
道標に従い右折し、すぐ先の左側の急な山道を上る。 |
|
|
|
上り坂、下り坂、瓦礫道。 |
|
|
|
ようやく上り切って、車道に出る。この峠は、一気に上ろうとすると、ちょっとつらいかもしれない。
車道には、「下坂場峠」標識があり、ここが頂上。
時は 8:21、峠入口からの所要時間 約15分。
その先に「久万高原町」標識で、長いながい内子町からようやく抜けだした。 |
|
|
|
ひたすら42号線を下り続け、突当りの手前で左折して民家の間を進む。この道、まさか私有地なんてないですよね。
この左折する地点が、明石寺から60.8km。時は、8:37。 |
|
|
|
突当りで車道と合流して左折し、道なりに進み葛城神社前を通り、左側坂上に大師堂。 |
|
|
|
その先民家の前に、ブロックで仕切られているがこの馬たちは絶対親子だと思う。とても人懐こく鼻を寄せてくる。
また親馬は、ことなく仔馬を愛おしく思っているよう。
その先の交差点は直進し、葛城橋を渡り左折する。 |
|
|
|
少し先の最初の丁字路を右折して坂道を上り、分かれ道は右手の坂道を上る。
左にカーブするところに、「休憩処 ご苦労様です お大師さまと一服御座候」看板。
「候文」とは、お見上げ候。
この休憩所にも、正確な柱時計がかかっているが、愛媛では休憩所と時計がセットされているのかも知れない。 |
|
|
|
左に右に左にカーブし、「鴇田峠1.0km 大寶寺4.7km」道標から右折して細い道に入る。
この入口を、鴇田峠への上り口とする。時は、9:14。
道なりに進み、続いて小さな橋を渡る。 |
|
|
|
草むらのゆるい坂道の右側に、テーブルと椅子が2セット。
道は少しずつ険しい上り坂となる。崖道、瓦礫道。 |
|
|
|
上り切り、砂利道を横断して反対側の坂道を上り続ける。
途中左にカーブする左側に、小さな祠の脇に「だんじり岩」。
だんじり岩(要約):弘法大師が、四国を巡錫中余りの空腹と疲労のため自分の修業の足りなさに腹を立て、
この岩の上で「だんじり(じだんだ)」を踏んで我慢したという。
その時踏んだ「だんじり」の足跡が残っていたため、この岩を「だんじり岩」と呼ぶようになった、と言う。
畳十畳ある大きな岩というが、そんなに大きく感じられないし、正直なところよくわからい。 |
|
|
|
砕石道、岩道。そして標高790m鴇田峠の頂上。
頂上広場には、鴇田峠案内板、「四国のみち」道標、ベンチなど。
鴇田峠案内板(要約):古くは、二名地区と久万地区を結ぶ主街道として賑わい、
昭和30年ころまではこの場所に茶屋があったという。
「鴇田峠」の名所の一説として、弘法大師が大洲からの巡錫のおりずっと雨続きでこの峠でやっと晴れ、
「日和だ」と言われたのが訛って「鴇田」となったと伝えられている。
鴇田峠頂上地点は、明石寺から63.7km。 時は、9:39。 上り口から、約25分。
ここでも、携帯電話が通じる。本当に便利になったと思う
|
|
|
|
下りは、まさに一気の下り。階段の坂。下り切って車道に出て左折する。 |
|
|
|
砕石舗装道を道なりに下り、左にカーブする左上に休憩所とトイレ。
そして左にカーブして下り続ける途中、道標から右折する。 |
|
|
|
急な坂道を次々と下り、下り切って車道に出て右折する。 |
|
|
|
すぐ、「四国のみち」道標から左折し、急な坂道を下る。砕石道。 |
|
|
|
巨大な岩の脇を通り、突当りで車道に出て左折し、道なりに下り続ける。 |
|
|
|
分かれ道は右手を進み、左にカーブして視界が開ける道を下る。
右手下方に見えるのは、これから行く久万高原町かな?
突当りの右にカーブするところで直進し、細い道に入る。 |
|
|
|
草むら道を下り続け、続いて家並の舗装道をまっすぐ下り、国道33号線を横断し反対側の道に入る。 |
|
坂道を下り、突当り車道を左折する。
わぁ~、通りの両側には「ひな人形」がいっぱい。 |
|
#今日は楽しい「ひなまつり」 |
久万町商店街では、毎年「くままち ひなまつり」を開催することにし、
今年がその第一回目で、2月22日~4月26日まで開催。
6000体のひな人形が飾られているということで、豪華絢爛。ここで、その1部を紹介します。 |
|
|
|
幟も、薄いピンクに染まり恥じらう |
通りがパッと鮮やかに |
昔懐かしいひな壇も |
|
|
|
竹を刻み、ひな人形を掛る。
初めて見ました |
線香花火のようなはかなさ。
胸にぐっときます |
店内までひな人形でいっぱい。
商売大丈夫? |
|
|
|
玄関前も、ひな人形の賑わい。 |
車に積み込んで、出前もするんですか? |
公衆トイレもおひなさま。
恥ずかしそう・・・・。 |
|
|
|
|
商店街を進み、公衆トイレ標識の先から右折する。 |
|
|
|
細い坂道を下り、久万川にかかる総門橋を渡り、総門を潜る。 |
|
|
|
ここからが長い。車道を進み中之橋を渡ってゆるい坂道を上り、分かれ道は左手を進んで勅使も渡ったという朱色の勅使橋を渡る。 |
|
分かれ道は、左手の細い参道の坂を上り、途中折り返ししてさらに上り、仁王門へ至る。 |
11:05 標高560m大寶寺に到着。
到着時間 11.05。 今朝落合トンネル丁字路を6:47に出発してから約4時間30分。
明石寺からの所用時間 約20時間。 |
明石寺から、67.2km。落合トンネル出口丁字路から31.2km。 |
|
第44番札所 菅生山大寶寺(だいほうじ) (愛媛県上浮穴郡久万高原町) |
開基:明神右京隼人(猟師) 本尊:十一面観世音菩薩 |
大宝元年(701)、百済の僧が山中に祀った十一面観世音菩薩を、
猟師の明神右京・隼人の兄弟が発見し草庵に安置したのが始まり。。 |
のちに、弘法大師が訪れ、三密の秘法を行い霊場となった。 |
仁王門の高さ約3m金剛力士像2体は、享徳4年(1455)越前の大仏師法眼が彫ったもの。 |
堂宇は、度々の火災で焼失しているが、この2体の力士像は火災を免れている。 |
|
仁王門と巨大な「仁王尊大草鞋」 |
|
|
|
仁王門を潜り、石段から右折して坂道を上り、総檜造宿坊前に出て左折し、40段参道石段正面に本堂 |
|
|
|
本堂 |