歩く四国八十八カ所
         i−愛ロマンチカ
   
修業の道場-高知県(土佐)
第3回5,6日目 2014.5.19(月)、20(火)
       
37番岩本寺(80.4km)→38番金剛福寺
              
岩本寺〜金剛福寺までは、経路が2ケースあるが最短距離のコースを選んだ。
それでも2泊3日はかかるので、19日に一旦横浜へ戻り後日続きを歩くことにした。
次回は、暑さに弱い妻と寒さに弱い私の都合を考慮すると、11月頃になると思う。
       
37番岩本寺(80.4km)→38番金剛福寺1
18日16:31 岩本寺山門出発。
山門を出て門柱から車道に出て右折し、人通りのない道を進み、四万十町役場前を通り、
分かれ道を直進して
くろしお中村線ガード下を潜る。
今日は、ここまで。
ガード下まで、山門から0.3km、7分
ここから、今日の宿「まるか旅館」に戻る。
その途中、信号待ちしていたら、近くの駐車場から車を降りて駆け寄ってくる30代女性。
凄い美人で圧倒されていると、「これをどうぞ」と、お接待でした。
北海道産練乳使用期間限定「YAMAZAKIふんわりワッフル」。大変美味でした。
ありがとうございました。
もう一度お会いして、改めてお礼を申し上げたい思っているのですが、ダメ?ですよね。
     .
翌19日、7:25ガード下を出発
曇り空の道を進み、右側に直径5m巨大な水車と弘法大師像
突当りで、
国道56号線と合流して右折する。
平坦な道を真っ直ぐ走る56号線田圃に写る山脈。ゆるい坂を上り左側に、
「お手洗い ご自由にお使いください」標識と、
プライバシー保護のため
黒いカーテンで覆われたトイレ
ここまでご配慮していただき、ありがとうございます。女性は、本当に助かると思います。
坂を上り切ったところは、標高290m峰の上。そこから坂道を延々と下る。
左側四国電力資材置場のすぐ先で、左折する道に入り、ゆるい坂道を下る。
左折地点が、岩本寺から4.9km
田圃の脇を通り、突当り丁字路は左折し、右にゆるくカーブをして進む。
左側に水道設備。但し、これは背後にある工場の作業員の人達が利用するものかも知れない。
道なりにしばらく進み、突当りに
門扉があり明らかに工場敷地。
ただ、「自由に門扉を開いて入ってください」とあるので、恐るおそる立入り右折して敷地内を進み、
突当りを
左折し次の突当りも左折する。
すぐ先で、右側の細い山道に入る。
時刻 8:49
山道を上り、切通しの坂を上り切ったところが標高280で、
この辺りで高岡郡四万十町から博多郡黒潮町に入る。
ここから急坂を延々と右に、左に曲がりながら下り続け、
国道56号線
片坂第一トンネル防護ネットに辿りつき、
ネット裏を通ってトンネルを横断し、左折する。
草むら道を下り、折り返して下り、下り切ったところで56号線に出ることなく、右に折り返して坂道を下る。
その先の段差は、チェッカープレート階段を下り、グレーチングの市野瀬遍路橋を渡って急坂を下る。
カメラなど撮っているような余裕などない、
険しい道なき道
なにしろ険しい道崖道を延々と下り、下り切った突当りを右折して墓の前を通る。
高台の道を進み、左手下屋根に「お遍路さん、休憩所」。
その先に「お手洗い 足元にお気をつけて 三井住友建設」
標識とトイレ)。
お心くばりありがとうございます。
突当りを左折し、
を下る。
ここで 9:20 山越時間約30分。
下り切って直進し、56号線を横断し、ガードレールの間の細い坂道を下る。
下り切ったところで、 交差点に出て直進する。
交差点にある電柱のワッペンは、「交差点を右折→」表示(合成写真)。
ワッペンの通り、右折して300mほど進んで坂を上り、56号線に出てしばらく進んでも、
次の道標ワッペンがない。
不安になり交差点に戻り地元の人達に尋ねたところ、56号線経由と交差点を直進する遍路道があるとのこと
ここでは、「直進する遍路道」を選択した。
小さなやよい橋を渡り、道なりに進み
右にカーブして山裾沿いの林の中に入り、
全く車の通る気配のない
を進む。
これ本当に遍路道なのか?と不安になりながら、坂をちょっと上った突当り丁字路を右折し、
その少し先にありました!
ワッペンが。この道も、遍路道と認知されていることがわかり、一安心。
道なりに右にカーブし、伊与木川にかかる
おおまえ橋を渡る。
その先で56号線に出て左折し、ゆるい坂道を下り、続いて上り、
上り切ってところが標高70m
拳ノ川峠そして休憩所(合成写真)。
56号線を下り続け、「黒潮町拳ノ川境界標識
下り続け、右側に
遍路小屋と「日帰り温泉」幟(合成写真)の立つ「佐賀温泉こぶしのさと(宿泊OK)」。
道標が全くないため、ここのホテルで歩き遍路道を尋ねると、
佐賀温泉前を通り過ぎて、すぐ
右折して、伊与木川にかかる医心橋を渡る、とのこと。
渡るところには、道標が絶対に欲しい。
を渡って左折し、警察駐在所前(合成写真)を通り、水をたっぷり張った田圃の脇を、
どこまでも道なりに進む一本道。。
突当り、八坂神社角の県道329号線丁字路は右折して、すぐ先で329号線と別れ左折し、
農道を真っ直ぐ進む。
八坂神社角の丁字路には、道標がないので、要注意。
突当りの三叉路を左折し、山裾沿いに道なりに進み、次の丁字路は左折する。
伊与木川とくろしお中村線法面との間の道を進み、分かれ道は右手を進む。
左手は、ドクレと頓智で親しまれた流人万六の墓へ。
田圃の脇道を進みくろしお中村線沿いに進み、鉄道がトンネルに入る手前で左折
ひっそりと静まり返った
伊与木川沿い道を進み、半島みたいな先端でUターンする。
切通しのような道を進みその先で開けた道となり、くろしお中村線ガード下を潜り、道なりに右にカーブする
次に左におおきくカーブし、林の中を通り、再度くろしお中村線ガード下を潜りすぐ右折する。
線路の法面沿いに進み、突然華麗な列車に慌ててシャッター、間に合いました。
いつの間にか
青くなった空の下を、ひたすら歩き続ける。
このとき、逆打ちで岩本寺へ向うひとりの中年男性の歩く遍路と出会い、お互い「ごくろうさまです」。
不破原橋を過ぎ、伊与木川沿いに進み次の交差点で左折し、伊与木川にかかる市野々橋を渡る。
橋を渡り切って国道56号線に出て右折し、不破原バス停前を通りなりに進み、
くろしお中村線
伊与木駅前歩道橋下を通って進む。
分かれ道は、私が信頼している手書き道標(合成写真)に従い56号線と別れ左手を進み、
56号線ガード下を潜って左折して進み、続いてまた56号線の下を潜る。
道なりに進み、その先で左折して細い道に入る。
左折角に、「
左へ← 長い旅路お疲れさまです。この先もご安全に道標。拡大マップで、
やさしく道案内してくれます。
この新しい道標は、黒潮町熊井地区に入った途端あちこちに立っているような気がする。
本当に助かります。ありがとうございました。
その先の分かれ道は、先ほどの地図に従い直進し、橋を渡り突当りでゆるく右にカーブし、
すぐ先で
左折し、右手の山道を上る
少し険しい道を上って車道に出て左折、明治38年(1905)完成長さ90mレンガ造熊井トンネルを潜る
トンネルを出ると道は下り坂となり、新緑の小鳥のさえずりを聞きながら、
途中「拡大マップ」道標に導かれ快調に下り、くろしお中村線に出て
線路沿いに進み踏切を横断して左折する
線路沿いに下り、突当りで右にカーブし、遠くの景色を楽しみながら下り続け、
車道と合流する。
ここで問題は、合流地点に、「左折」と「右折」の2つの木製道標があることで、戸惑ってしまう。
右往左往していたら、車で通りかかった人が、右折すると56号線経由、左折すると古い町並み経由で、
いずれにしても先で一緒になると教えてくれた。
ここでは、左折して当時を思わせるような家並の通りを進み、突当りで右にカーブし56号線に出て左折する
ここで、56号線をちょっと右折すると道の駅があり、珍しく昼食とシャレこんでしまったのが、運のつき。
団体とぶつかり、食事にありついて戻ってくるまで、39分もかかってしまった。
56号線のゆるい坂を上る。
上り切った信号のある分かれ道は、56号線と別れ左折し、道なりに坂道を下り、
右手くろしお中村線土佐佐賀駅前を通って
左にカーブする。
信号のある分かれ道は右手を進み、その先で伊与木川にかかる佐賀橋を渡る。
橋を渡り終えて少し進んだところで、なんとデジカメがダウン。いろいろ操作してもダメ。
過去の街道歩きでも、こういうデジカメトラブルを経験しているので、いつも同じデジカメを2台携帯。
カメラ故障でしょげかえり、しばらくはとぼとぼの歩き。
後刻談:これは故障でなく、電池切れでした。お粗末の一席。
ゆるい坂を上り切ったところで、
56号線と合流して上り続け、左手に鹿島が浦の絶景!元気でました。
この合流点が、岩本寺から20.2km。
鹿島が浦の絶景はいつまでも続き、「土佐西南大規模公園 佐賀地区」看板の立つあたりが坂の頂上
左手下方に緑一色の公園と右手に食堂の間の、56号線坂を下り続け左側に
休憩所、さらに下りドライブイン幡多路
その先右側に定休日看板の民宿白浜、そして「白浜海岸標識(合成写真)、
海岸は、エッこれ白浜!? 目を擦ってみたが白浜?
詮索は、よそうっと。
左側に、休憩所
くろしお中村線鉄道
高架沿いに進み、右側にこれまた定休日の喫茶白い館。この辺は、月曜日が定休日?
左側に「鯨の見える町 大方町 田野浦漁港 入野漁港 上川口港看板(合成写真)。
みんなこの近くありそうで、行ってみたいな〜。
道はゆるい上りになり長さ320m
井の岬トンネルを通り、一面田園風景の一本道を進み、
長さ172m伊田トンネルを通り、有井川橋を渡り、右手に小さくくろしお中村線有井川駅
伊田トンネル入口は、岩本寺から27.3km。
峠のような道を進み、「鯨が見える町」で掲示のあった「←上川口港標識(合成写真)。
蜷川橋を渡り、ゆるい坂道を上り右側に「
無料接待所 土佐東寺庵看板があるが、
開いているのかどうかは不明。
56号線坂道の頂上
岩本寺から、31.0km。
16:36到着  岩本寺から所要時間約9時間。

ここから左手下方に、
土佐湾
.
今日の宿
坂の頂上にある、民宿みやこ
宿泊料 6,480円(消費税別)(2食付)。
喫茶店併設で、食事は喫茶店。
古くからの民宿のようで、ゆったりとしたスペース作り。
若い夫婦の経営は、多忙で手がまわらずサービスは期待できないが、
それでもなんとなく気にならないのは、不思議。
宿泊室のある、2階と3階に各トイレと浴室。
浴室の洗い場は超広く、これだけで旅の疲れが取れてしまうほど。
出発時、おにぎりを一人2個ずついただいたのは、正直思いがけなく、感謝。
  .
翌5月20日、8:13 民宿みやこを出発。
57号線
を下り、左手は波高き土佐湾、さらに右側にくじらの形屋根へんろ小屋・大方・第22号」。
この辺りの浮鞭海岸は、海かめの産卵する砂浜とくじらの住みつく美しい海として有名、とのこと。
海岸沿いの56号線歩道を進み、鞭バス停前を通り56号線が右にカーブするところで56号線と別れ
防風塀脇をまっすぐ進み、右側にきれいな
トイレ
右に左にカーブして広い道を進み、湊川にかかるを渡って左折し、川沿いに進む。
松原大橋を渡り、分かれ道は左手を進み、防風林の中の道を延々と進む。
海岸沿いの道に出て、突当りで行き止まりの丁字路となる。
今日は、ここまで。
9:05到着 民宿みやこから3.3km 約1時間。
岩本寺から34.4km 延べ約10時間。

くろしお中村線土佐入野駅に向かう。
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くろしお中村線土佐入野駅(無人駅)
土佐入野駅 9:31発特急南風12号、御免駅11:21着。タクシーで高知空港へ。
高知空港発ANA13:40 羽田空港着15:00
         
37番岩本寺3 38番金剛福寺2
八十八カ所
徳島県 高知県 愛媛県 香川県