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修業の道場-高知県(土佐) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
第3回1日目 2014.5.15(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
30番善楽寺(6.6km)→ 31番竹林寺(5.7km)→ 32番禅師峰寺(7.5km)→ 33番雪蹊寺 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3回目の遍路の旅で、歩き方にもようやく慣れてきたように思う。 ただ、今回は高知市以降の道標探しには苦労した。 他県との比較はしたくないけれど、 徳島県では、「300m行って道標がなければ道に迷ったのだから引き返せ!」と言われているが、 高知県(高知市以降)では、「(道標は)あるところにはある、ないところにはない、後はご自由に」と 思ってしまうほど道標には苦労する。 それに、高知県では、電柱などに貼ってある道標(ワッペン)がいたるとこで削り取られていて見苦しい。 宿の女将の話では、削り取るのは地元の人ではない、とのこと。 多分、弘法大師や遍路の人に好感を持っていない人達の仕業であろうが。 |
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後日分かったが、他県にはあまり見られないことで、何故高知県にこのような行為が多いのだろうか? | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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前回と同じように、2014.5.14 21:300東京発の深夜バス・マイフローラー号で出発、翌15日6:25JR徳島駅前到着。 JR徳島駅発6:48特急剣山1号、高知駅着9:38。タクシー(1600円)で前回最終参拝寺30番善楽寺へ |
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30番善楽寺(6.6km)→ 31番竹林寺 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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善楽寺門出発 10::18。 門を出て真っ直ぐ進み、右側国重要文化財土佐一の宮土佐神社前を通り、突当り丁字路を左折する。 |
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左側土佐神社参道沿いの雨に濡れた道を進み、土佐神社楼門脇を通り、 県道384号線を横断して直進する。 |
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車も人も通らない静かな道を進み、突当りを道なりに右折して真っ直ぐな道を進む。 その先の信号のある分かれ道は左手の櫻の宮橋を渡る。 |
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橋を渡り終えてすぐ右折し、川の堤防を延々と進む。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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突当りで県道249号線を横断して直進し、さらに川沿いに進みJR土讃線ガード下を潜り、 その先の分かれ道は左手を進む。 |
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今朝は、どんよりとした曇り空。ただでさえ下手な写真も、さらに写りが悪く悲しいこと。 集落の中を進み、突当り丁字路は左手をの坂を上り、すぐ先の分かれ道は右手を進む。 |
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突当り丁字路は左手の坂を下り、ガードレールの切れたところで折り返して下の細い道を進み、 道なりに左にカーブして真っ直ぐな畑道を進む。 |
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突当りで県道44号線に出て左折する。この合流地点で、善楽寺から2.1km。 県道44号線をまっすぐ進み、国道195号線との交差点を横断して坂道を上る。 |
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国分川にかかる下の瀬大橋を渡り、44号線を進む。 橋の欄干支柱に、今までお目にかからなかった手書きの道標ワッペン(仏像4体を表現?)(写真中) このワッペンには、これからもここぞという時に出現し、いろいろお世話になることが多かった。 改めてお礼を言います。 |
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分かれ道は、横断歩道を渡り44号線を進み、 次の分かれ道は、本来は左手の道であるが突当りの県道374号線に横断歩道がないので、 ここでは、右手の44号線を進み信号で374号線を横断して、左折する。 |
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すぐ先で右折し、前述左手の延長上の道を進み、緑の田圃の道を進み、突当り丁字路は左折して坂を上る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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すぐ右折して橋を渡り、直進して住宅の間の細い道に入り、突当りで車道に出て左折する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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土佐電鉄ごめん線沿いに進み、文殊通駅を過ぎたところで右折して踏切を渡り、左折して線路沿いに進み、 車道に出て右折する。 |
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高須小学校前を通り、国道32号線を歩道橋で渡って横断して進む。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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次の信号を通り、絶海池(本当にこれ池?)にかかる大島橋を渡り、約100m進んだところで左折する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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細い車道を進み、「高須大島6」地番表示(合成写真)のあるところから右折し、 左側に「竹林寺まで1.4km」標柱の立つ小路を進む。 |
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突当りを道なりに左折し、雨の道をさらに進み垣根の中に入る。 電柱に、「標高海抜0.5mの津波注意」標識。山の近くに来ているようなのに、低い数値なんですね。 |
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その先で右折し、「竹林寺まで1.2km標柱」の立つ細い坂道を上り、延々と階段を上る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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草むらの道になり、石畳の道になり、赤看板の立つ丁字路を直進して上り続け、舗装道に出て右折する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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舗装道を進み、屋根付き渡り廊下を横断して、突当りを右折する。 いつの間にか、高知県立「牧野植物園」敷地に入ってしまっている。 |
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牧野植物園敷地のゆるい下り坂を下る。 途中左側の展望台から見た景色は、小雨に煙るしっとりしたもの。晴れなら、「絶景」というべきところ。 さらに下り、右側にとても珍しい「トビカズラ」。 トビカズラ:中国長江流域に自生する、常緑つる性植物で、巨大な花房をつける。 日本では、熊本県山鹿市菊鹿町に自生した一株だけあり、樹齢千年と言われ国の特別天然記念物。 その後2000年に、佐世保市トコイ島でも発見されているが、いずれも中国から持ち込みされたもの。 源平合戦のとき、観音像が空を飛んでこの木に飛び移り焼打ちを逃れたという伝説から、 「飛葛」と名づけられた。 |
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植物に囲まれた坂道をさらに下り、下り切ったところに植物園入園券売り場と入園門。 要する裏口入門でタダで入園したことになり、後ろめたさを感じつつもそのまま出門。お許しを! 12:19、竹林寺への山道入口から約30分。 この頃から小雨が、やや強くなる。 |
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門を出て正面の坂道を下り、すぐ先右側に竹林寺参道階段。 なお、左側に32番禅師峰寺への下り階段。 12:23 竹林寺到着。 善楽寺より、約2時間。 ここまで、歩く遍路姿の人には全く出会うことはなかった。 |
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第31番札所竹林寺(ちくりんじ) (高知市五台山) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
開基:開基 本尊:文殊菩薩 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
標高145mの五台山山頂に位置し、晴れていれば高知市街や浦戸湾を見下ろせる。 古くから学問寺として、最盛期には多くの学僧・修業僧が集まっていた。 本尊の文殊菩薩は、国指定重要文化財。 |
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二層の山門(仁王門)。国指定重要文化財柿葺屋根の本堂。 昭和55年再建、総高31.2m朱塗りで総檜造りの五重塔。 |
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31番竹林寺(5.7km)→32番禅師峰寺 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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13:03 竹林寺出発。 山門階段を下りて道路の反対側に渡り、急階段を下り、 濡れ落葉の急坂石畳を転びそうになりながらよちよち下る。 |
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下り切ったところで車道を横断して反対側の山道に入り、石ころ、岩道は濡れ落ち葉でさらに滑りやすく、 なんとかかんとか下り続ける。 ここで、やはり悪戦苦闘している遍路姿の中年の女性2人を追い越す。 道なりに下り、突当りを左折する。 |
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階段道となり、下りたところを直進し、突当りの県道32号線を左折し、 すぐ先で横断歩道を渡り階段を上る。 |
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下田川にかかるもものき橋を渡って左折し、左側下田川沿いに進んで県道376号線高架下を潜り、 さらに下田川沿いに進む。 ここで、堤防に腰をかけて休憩している遍路姿の中年男性に出会う。 |
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川沿いを約1km進んだところで、「浜口雄幸生家」看板の立つ橋を渡り、道なりに進んで車道を横断する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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田植えの終わった田の脇道を進み、突当りで県道247号線に出て右折する。 この合流点が、竹林寺から3.2km。 ゆるい坂道を上り続ける。 |
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あれっ、いつの間にか青空! これって日頃の行いと関係ありますよね? 合流点から約800m地点で、247号線と別れ左折する。 真っ直ぐな道を進み、石上トンネルに入る。 |
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トンネルを潜り抜けると、高知市から南国市。 切通しの道を進み、突当り丁字路を右折して新興住宅街の中を通り、 ダーレもいない車も通らない昼下がりのけだるさを感じる道を左折し、右折して歩く。 |
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左手に広い石上池、その湖畔に木漏れ日の散策道。空は青いし、こののんびりした気分、幸せだな~。 散策路が終わり、橋を渡り突当りの県道14号線に出て左折する。 |
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14号線を約400m進み、トンネルの手前で右折して細い道に入って進む。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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突当り丁字路を左折し、狭い道を道なりに進み、突当りの丁字路を左折する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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左折した左角に、「禅師峰寺」石柱。なお、33番雪蹊寺は行くためにこの石柱まで戻ってくる。 石柱の前を通り、突当りの分かれ道は「本堂まで340m」標柱の立つ右手のコンクリート坂道を上る。 山道は、段々険しくなる。 |
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右左に曲がりながらときには崖道を上り、石段のところに辿りついて上ると、続いて禅師峰寺への参道階段 14:45 禅師峰寺到着 竹林寺から約1時間40分。 |
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第32番札所禅師峰寺(ぜんじぶじ) (南国市十市) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
開基:行基 本尊:十一面観世音菩薩 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
土佐湾に面した峰山の上にあることから、峰寺と呼ばれている。 神亀年間(724~729)に行基が聖武天皇の勅願によって建立。 大同2年(807)に弘法大師が求聞持法を修し、航海安全を祈願して十一面観世音菩薩を安置した。 仁王門の金剛力士像は、正応4年(1291)定明作の銘があり、国の重要文化財に指定されている。 |
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山門と本堂。境内から土佐湾の展望。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
32番禅師峰寺(7.5km)→ 33番雪蹊寺 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
歩くコースは、浦戸湾を渡るには次の2ケースがある。
なお、地元の人の話では、浦戸大橋の歩道はとても狭くて身の危険を感じるほどとのこと。 |
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15:13 禅師峰寺出発。 禅師峰寺境内で、地元の人にフェリー乗り場までの時間を聞いたら、2時間はかかるとのこと。 1時間に2本しかないフェリーの時間に間に合わないと、宿への到着時間が遅くなり、夕食が心配! 慌てて山門を下り、来るとき通った「禅師峰寺」石柱前を通り、突当りの赤い自販機のある丁字路を右折し、 西陽を浴びながらまっすぐ進む。 (へんろみち保存協会編「地図」では、この道を「県道14号線」としているが、 間違いではないだろうか?) |
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その先で南国市から再度高知市に入り、14号線信号交差点に出る。 ただ、交差点周辺にはどこにも道標のワッペンがなく、迷う。 行き先表示標識の「←雪蹊寺」を見て、魔が差したようにこの交差点を左折し、14号線を進む。 (後でわかったことであるが、14号線を進むのは「車へんろ道」で、 「歩きへんろ道」は14号線を横断して進む、のが正解のよう。) |
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14号線を進むが、いつまでたっても例のワッペンが現れず不安がいっぱい。 と、そのとき14号線が右にカーブするところに、「右手に分かれる道が遍路道」ワッペン。 そしてその道の入口に、「㉝雪蹊寺まで7.8km」(歩き遍路マーク)平成道標石柱。(合成写真) これで間違いないと確信し、14号線から分かれて右折して進み、 道中ワッペンがないのが不思議だったが、しばらく進んで県道376号線との信号交差点に出る。 交差点には、道標のワッペンがどこにもなく、ウロウロ。 そのとき、遠くで声をあげて手招きする美人。さて、この地にまだ美人との知り合いはいないはず。 ただ、周囲を見渡しても誰もいない。自分たちのことかと近寄ると、 その美人曰く、「よく、その交差点で道に迷っている遍路の人多い」とのこと。 そして、遍路道は、信号から約100m北側の太平山トンネル前で 376号線の下を横断するトンネル道だとのこと。 それでは、今来た道は遍路道ではなかった? 入口に立っていた平成道標石柱は、なんだだったんだろう? そういえば、ごく最近建てたように新しかったが。 遍路道がいくつあっても構わないが、釈然としない。 推測するに、前述したように14号線交差点に出た時、 横断する道が太平山トンネル前に繋がっている遍路道。 |
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美人の教えに従い、太平山トンネルへ向かって左側塀沿いに進み、 トンネル手前で塀の扉から中に入って左折して折り返し、塀の内側沿に戻って来て車道に出て右折する。 そこで、右手下方から376号線下トンネルを潜ってきた遍路道と合流して進む。 |
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人も車も通らない車道を西へ進み、美里中学校脇を通り、県道35号線信号交差点を直進する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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本当に、人類はどこへ行ったのかと思うほどひっそりとした通りを進む。 電柱に子供だけでなく大人も喜ぶ、カワユイ「ここは海抜3.5m」津波標識。 続いて「雪蹊寺までの道案内とフェリー乗船時刻表」案内板、 乗船場は600m先を右折して100mのところ、とある。 |
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渡船場案内標識(合成写真)の先を右折し、突当りに県営種崎渡船場。 16:59 種崎渡船場到着。 禅師峰寺から約1時間40分。 やっと、17:15発フェリーに間に合った。 |
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ゲートが開き、フェリーへの通路を、通勤、買い物の人達がバイク・自転車を引いて乗り込む。 人、自転車、原動機付自転車、125cc以下小型自動二輪車は無料。 フェリー(50トン)には、長椅子が数個おいてあるだけ。 17:15出発。 浦戸湾対岸の高知市梶ヶ浦渡船場まで、575m、約5分の航海。 |
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左手に、浦戸大橋を眺め、あっという間に対岸の梶ヶ浦渡船場に着船。 17:20船を降りて、防潮堤沿いの県道34号線を進む。 |
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左手の港に小舟が勢ぞろい、街中を通り交差点を直進して長浜病院前を通り、 ゆるく右にカーブしたすぐの右側に雪蹊寺。道の左側に高知屋。 17:42 雪蹊寺到着。 フェリー下船から約20分。禅師峰寺から約2時間30分。 |
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第33番札所雪蹊寺(せっけいじ) (高知市長浜) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
開基:弘法大師 本尊:薬師如来 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
名勝桂浜の近くの平地に立地する。 延暦年間(782~806)に弘法大師が創建し、当初は少林山高福寺と号していた。 天正年間(1573~92)に、月峰和尚が荒廃した寺院を復興し寺号を雪蹊寺と改めた。 本尊の薬師如来と両脇侍、十二神将は、鎌倉時代に慶派の仏師によって造られたもの。 |
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門(山門はない)と本堂。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
今日の宿 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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雪蹊寺門前にある民宿高知屋。 (2食付 税込6,500円) 母と次女が業務分担をして接客、親子のコンビ抜群。特に次女のテキパキした言動は好感。 宿泊客は、一人旅の男性3人と私たちを含め夫婦2組。歩き遍路は、私たち以外に多分男性2人。 料理は、ニンニク、玉ねぎ、ショウガなど入った郷土料理の鰹のタタキなど全て手作り料理が多数。 室内には2枚の絵画、トイレはウオッシュレット、そして隅々まできれいに掃除が行き届いて素晴らしい。 旅の汚れ物は無料で即洗濯をし、フワフワと乾燥さて返却してくれる。正直びっくりし、かつ感謝。 多分、遍路宿としては、最高クラスではないだろうか。また宿でも、それを意識しているように見える。 門前で便利でもあるし、とにかくおすすめの宿。 |
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