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弥 山 | |||||||||||||||||||||||||||||
弥山登山 | |||||||||||||||||||||||||||||
弥 山 (標高535m) 海抜ゼロmからの登山で、石段も急なところが多く、結構きつい。 山頂へは、ロープウエー利用と歩く登山コース(大聖院コース、紅葉谷コース、大元コース)がある。 どのコースでも、次のことが大事。
弥山に登ってみて ここでは、登りは大聖院コース、下りは紅葉谷コースを歩いた。 36℃の炎天下のせいか、途中出会った人は少なかった。 大聖院コースでの出会いは12名、うち10名が外国人で全てが欧米人であった。女性は、7名と男性より多かった。 紅葉谷コースでは15人で、うち12名が外国人で全てが欧米人。女性は男性より多い。 ところが、山頂の展望台休憩所は、超満員で休憩する場所がないほど。また、いろいろな国からの外国人が多かった。 登山の主流は、ロープウエー利用、という証だと思う。
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「弥山」の名の由来:一説として、弘法大師が、宮島を一目見てインドの南の海に存在する「須弥山(しゅみせん)」に似ていることから 須弥山の字を取って「弥山」と名付けたとも言われている。 |
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登山口まで | |||||||||||||||||||||||||||||
フェリーターミナルを出て右折して海岸沿いの道を前方の大鳥居に向って進む。 道なりに左にカーブして右手前方の厳島神社を見ながら進んで神社の東南側に出る。 当時の雰囲気が漂う道を進む。なお、紅葉谷コースで下山してくるとこの通りに出る。 突当りで大聖院山門前に出る。 ドリンクは、これ以降は弥山頂上を含めて下山するまで販売しているころがないので、厳島神社付近で購入する。 |
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弥山を登る(大聖院コース) (山頂まで2.6km) | |||||||||||||||||||||||||||||
2018年7月25日 10:31 出発 大聖院山門前の分かれ道の左手を進み、白糸川沿いを通り、鳥居を潜って石段を上る。 |
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防護柵のある白糸川沿い坂道。道端に古いお地蔵さま。石段を登る。 |
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長い石段を登り切ると、瀧宮(たきみや)神社。(登山口出発後約10分) 瀧宮神社:創建不詳。1180年(治承4)に高倉上皇が平清盛とともに厳島神社を参詣した折、この瀧宮神社を参詣している。 2005年の台風14号の土石流で本殿が流出し、現在の本殿は2012年に再建されたもの。 すぐ先の分かれ道の角に、まむし絵付「まむし注意」立札。この先でも注意札が数回出現する。 なお、この分かれ道は、左手は白糸の滝へ、右手の石段が弥山山頂へ。 |
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急な石段。休み処。 草叢に埋もれた「五丁」石。「1丁」は約109m。約550m登ってきたことになる。 |
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続いて「6丁」石。石段を登り切ったところに、本格的休憩所。(出発後約26分) |
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石段。路傍にお地蔵さま。木陰の道。 |
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カラフルな小さな祠。 「八丁」石。 お地蔵さま。 |
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岩場の道。並んだ野仏像。石段の登り口に「九丁」石。 |
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石段の脇の法面に「十一丁」石。 急傾斜の石段、左手は断崖絶壁で下方にかすかに見える白糸川。 |
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明らかに新しい石段。 その先のコーナーの「立入禁止」看板に「平成17年9月6日の台風14号の土石流により歩道が流出」とある。 多分先ほどの新しい石段は、その復旧でできた付け替え石段だと思う。 眼下に広がる瀬戸内の海。 |
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石段の登り口に「十三丁」石。 石段を下りて深い川底へ(出発後約1時間)、 そして川底の石づたいに白糸川を渡る。(水流があるときは通行ストップ?) |
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対岸に渡り石段の登り口に「十四丁」石。 安全第一保護柵のある道、右手は断崖絶壁ではるか下方に白糸川。 |
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木陰の道。石段右側に「十五丁」石。 長い石段を登り切ると4差路に出、石段脇に「←弥山展望台・駒ヶ林→」など4方向の道標。 道標に従い左手の石段を登る。 |
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階段左側に「十八丁」石。石段を登り切ったところに仁王門。(出発後 約1時間20分) 仁王門:平成11年の台風18号で破壊したものを平成24年10月に再建したもの。 門の両側に安置されている2体の仁王像は、被害を免れた。 仁王門を過ぎた辺りから山道の雰囲気になる。 木陰の石段 |
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「十九丁」石。危ないとろは防護柵。巨岩の間の石段。 |
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転げ落ちてないことを祈るのみ。左側に「二十丁」石。石段の途中に「水掛地蔵堂」。 |
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切株を見て石段を登り、登り切ったところで「千満の岩 弥山山頂」道標に従い左折して石段を登る。 石段脇に「二十一丁」石。 この辺りから少し険しい石段となる。 |
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石段を登りきったところに、大日堂。 大日堂:弥山最古の歴史をもつ堂舎。806年(延暦2)に弘法大師によって修法道場として建立された。、 その後廃れてしまったが1376年に厳島神社「神護寺」として復興された。 1599年に、中国大名毛利輝元によって再建され、現在のものはそのときのものが原型となっている。 険しい石段。 |
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巨岩の下の穴を潜り抜ける。急峻な石段。巨岩に挟まれた石段。 |
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石段を登りきって頂上へ。 「宮島 弥山山頂 五三五米」碑。 平成25年完成山頂展望台(トイレあり)。(出発して約1時間50分) 展望台の休憩所は、ロープウエーで上って来た人たちの日本人、外国人の先客多数で、休憩台は満杯。 |
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展望台から 山頂全景。瀬戸内2景 |
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弥山を下山する(紅葉谷コース) (紅葉谷まで2.5km) | |||||||||||||||||||||||||||||
下山 (出発 12時50分) 巨石の間を通り、「二十四丁」石の脇から下りて、細い道を進む。 |
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石段を下りて、巨岩の脇を通る。三鬼堂。 三鬼堂:弘法大師が創建し、平清盛によって1168年(仁安3年)に厳島神社が造営された際、 三鬼堂を「厳島神社の奥宮」とし、厳島神社の鎮守と定めた。 現在の三鬼堂は、1998年(平成10)に再建されたものであるが、正面の扁額は当時のもの。 |
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続いて、弥山本堂(大聖院):弘法大師によって806年(延暦25)に創建された。 |
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岩壁の前に「晶洞(しょうどう)」案内板。文字が風化して判読困難だけれど次のような内容と推定。 「この付近の岸壁には、多くの穴があいてその中に透明な水晶や白っぽい晶石の結晶が成長している。 このような穴を晶洞という。」 急いでいたせいもあるが、岩壁を見たが晶洞を確認できたかどうか定かでない。 「ご注意 まもなく紅葉谷の分岐点です」案内板。 「↑分岐を直進 ロープウエー獅子岩駅 ←分岐を左 登山道紅葉谷コース」。 |
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すぐ先右側に「宮島自然散策案内図」案内板が立つところが、分岐点。(下山してから約30分)。 ここには道標が立ち、「弥山山頂0.7km ロープウエー0.3km 紅葉谷公園1.8km」 山頂からここまで07km さらにロープウエー乗り場まで03km。要するにロープウエーの人も 1kmは歩かなければならない。 分岐点を左折して「天然記念物 弥山原始林」標柱の立つところから、坂道を下る。 弥山原始林:大正2年、世界的な植物学者ベルリン大学教授アドルフ・エングラー博士が弥山に登山した際、 ヤマグルマやマツブサなど植物系統学上の貴重な植物を見て、「私はできるならば一生ここに住みたい」とまで言わしめるほど、 弥山の植物を激賞したという。 その後 昭和4年に国指定天然記念物、昭和32年に特別保護区に指定された。 原始林の中の坂道。 |
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石段 敷石が不揃いだったり、段差が不規則だったりするところも多く、下りにくい。 ということは、登るのは相当きついのではないか? |
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だーれもいないさびしい陽の当たらない斜面で、一人ぽっちで一生懸命草をむさぼる鹿。 まさかイジメにあっているのではないだろうね。(心配!) ところどころに設置されている道標。これで紅葉谷までの距離がわかる。 防護柵のある道。 |
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紅葉の木が多くなってくると平坦な坂道になる。 終点紅葉谷まで0.3km道標。 |
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ゴールの紅葉谷にはベンチ。 この辺りが登山口。(山頂から約1時間20分) 下山では約15人の人たちと出会ったが、殆どが欧米人で日本人は3人。 |
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バス停の前に登山してから初めての自販機。ここで冷たいドリンクを入手。ただしボトルの捨て場なくフェリーターミナルまで持参。 朱色の橋を2つ渡る。 |
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突当りで、午前中通った大聖院への道と合流。 |
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