ART BLAKEY & JAZZ MESSENNGERS

THE BIG BEAT (1960)

1919年  アメリカ、ピッツバーグ生まれ
       学校でピアノを習得し、
       14歳の頃にはピアニストとしてクラブで演奏活動を始める
       さらにドラムスを独学でマスターし、
       18歳には自己のビッグ・バンドを率いるようになる。
1944年  ビリー・エクスタインのバップ・バンドに参加し注目を浴びる
       強烈なシンバル・ワークやプレス・ロール奏法で
       ハード・バップ期を象徴するドラマーとして認められる
1955年  ジャズ・メッセンジャーズを結成
       以後、35年間に渡ってリーダーを務める
1990年  死去


1950年代後半から1960年代にかけて、
全世界的にファンキー・ブームを巻き起こした

ジャズ・メッセンジャーズを結成以後、
他界するまで常に新人を育成し
多くの優れたジャズマンを世に送り出した

1961年1月に初来日。。

A.Blakey(ds)
L.Morgan(tp) 
W.Shorter(ts) 
B.Timmons(p) 
J.Merrit(b)

1.  THE CHESS PLAYERS
2. SAKEENA'S VISION
3. POLITEELY
4. DAT DERE
5. LESTER LEFT TOWN
6. IT'S ONLY A PAPER MOON

このバンドが確かに若手育成の場であった証拠に
リー・モーガン、ウェイン・ショーターがメンバーであったことと
何よりも彼らがこのアルバムで
思う存分自分のスタイルで吹きまくっていることである。
最後の「IT'S ONLY A PAPER MOON」を
単独で支持するリスナーは多いことだろう。